【誰でもできる!】ダウ理論でトレンドを見極める!|現役トレーダーがダウ理論の使い方、手法を解説
元警察MASAです。
今回は「ダウ理論」について解説していきます。
ダウ理論って何?
ダウ理論をどうやって使うの?
トレードでの使い方が知りたい。
この記事では、こんな悩みを解決していきます。
ダウ理論とはなにか?
最も大事な原則「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する」について
ダウ理論で見るべき時間足はなにか?
ダウ理論を使ったトレードを紹介
ダウ理論を使う上での注意点3つ
「解説していきます。」とか言っていますが、私自身ダウ理論をそんなに詳しく知りませんw
こんな私ですが、インジケーターをいろいろ入れるよりはダウ理論1つの方が勝てると思っています。
なので、この記事は「ダウ理論のすべて」というより「私が知っている範囲でどのようにトレードでダウ理論を使っているか」を解説していきます。
いきなりややこしいのであまり触れたくありませんが、
ダウ理論が何なのかを知らない事には解説もできないので「ダウ理論について」説明させてください。
目次
ダウ理論とは?
ダウ理論とは、チャールズ・ダウという偉い人が株価分析のために開発した理論です。
あとはWikipediaから
ダウ理論『6つの基本原則』~Wikipediaからの引用~
- 平均はすべての事象を織り込む
- トレンドは3種類ある
- 主要トレンドは3種類からなる
- 平均は相互に確認されなければならない
- トレンドは出来高でも確認されなければならない
- トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する
もう訳が分かりませんね
私もFX始めた頃に参考書で見て以来覚えてもいませんでしたw
これをすべて意識してトレードしているトレーダーはいないと思います。
すべて覚える必要はないし、理解する必要もないと思います。
余裕が出たら勉強してみてください。
私が注目するのは6つの原則の内1つだけです。
それは「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する」という事だけです。
トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する
まずはトレンドについて解説します。
上昇トレンド : 連続する高値の切り上げと安値の切り上げ
下落トレンド : 連続する安値の切り下げと高値の切り下げ
ダウ理論は有名です!この部分は多くのトレーダに意識されています。
これは実際の上昇トレンドのチャート
目立た高値と安値に赤色で〇(マル)を付けました。
連続して安値は前の安値を切り上げ、高値は前の高値を切り上げているのが分かると思います。
つまり、「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する」というのは、
明確な転換シグナル(トレンドの否定)が出るまではトレンドが継続する
という事です。
相場における「目線の固定」ができるという事です。
明確な転換シグナル(トレンドの否定)については水色の大きな〇(マル)の中の黄色の✕(バツ)ところで安値を更新しています。
安値切り上げができなかった = トレンドの終了です。
その後は下落していますね、
下落の方も「高値の切り下げと安値の切り下げ」が分かると思います。
※参考として説明しましたがあくまで一例です。
カウントの仕方、見方は人それぞれです。
超重要!トレンドの転換を疑う
トレンドの終了 = 次のトレンドではありません。
トレンドの終了後は、レンジが来るかもしれませんし、下落トレンドが来るかもしれません。
はたまた、レンジ後上昇トレンドが来るかもしれません。
なので、トレンドが終了したら次のチャンスまで相場を見守りましょう。
ダウ理論で見るべき時間足
時間足ごとにトレンドが違うことはよくあります。
例えば、
日足は上昇トレンドだけど4時間足は下降トレンド
だった場合です。
こういう時はどっちの時間足のトレンドを見ればいいんですか?
結局これも正解はありませんし、トレードする時間足によります。
自分が見た時間足の目線の方向にトレードをすると決めましょう。
この時も上位足の水平線等の環境認識は必要です。
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ダウ理論を使ったトレード(押し目買い、戻り売り)
私は実際の相場でダウ理論をて
- 環境認識
- エントリー
に使っています。
これも順番に解説していきます。
環境認識に使う
先ほども記載しましたが、「目線の固定」として使っています。
現在の相場が上昇トレンドなのか、下降トレンドなのか、レンジなのかを確認します。
目線が固定出来たところでエントリーポイントを探します。
そして、その固定した目線の方向にエントリーします。
つまり、順張りトレードです。
「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する」なので、転換シグナルが出るまでは利益を伸ばし、転換シグナルの発生(ダウ否定)で利確です。
もちろん損切りにも使えます。
エントリーに使う
エントリーに使う際は「押し目買い」「戻り売り」をします。
相場はレートを上げたり下げたりしてトレンド方向に進んでいきます。
ここで確認するのは下げるところです。
下げるところというのは、より短期の時間足では下落トレンドが発生しているという事です。
「長期では順張り、短期では逆張り」となるのです。
この短期の部分が順張りになれば、
「長期で順張り、短期で順張り」となりトレンドに乗るトレードが出来るのです。
ダウ理論を水平線と併用する
水平線の記事でもダウ理論に触れていますので確認してみてください。
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ダウ理論を使う上での注意3つ
- ダウ理論はあくまで目線の1つ
- ダウ理論1つでトレードするには根拠が弱い
- ダウ理論が崩れたら必ず利確・損切りする
そもそもダウ理論は株価を分析するために生まれましたが、FXでも有効です。
その分より多くのトレーダーに意識されています。
しかし、ダウ理論のみでは戦えないし、盲信しすぎないようにしましょう。
ダウ理論はあくまで方向を決める目線の1つくらいにしましょう。
高値・安値の切り上げ切り下げがよくわからない方へ
MT4、MT5に入っているインジケーター「zigzag」を使ってみてもいいかもしれません。
目立った高値、安値にラインを引いてくれます。
これならわかりやすいです!
まとめ
ダウ理論で覚えておくことは「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する」
高値安値の切り下げ、切り上げでトレンドを見極めよう
ダウ理論は目線のひとつにする
今回は「ダウ理論」について解説しました。
ぶっちゃけ、ダウ理論の6つの基本原則とかほぼ知らなかったのは自分も驚きましたw
「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する」ということだけ覚えておけば何とかなりそうだと思いませんか?
今回の記事でそれが分かってもらえたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!