【もう負けたくない!】損切りは難しくない!?FXの損切りのコツと損切りができない理由
元警察MASAです。
今回は資金を守るために必須な「損切り」について解説します。
損失を確定させたくなくて損切りがなかなかできません。
どうしたらいいですか?
こんな悩み抱えていませんか?今回はそんな悩みを理由を明確にして解決します。
損切りのコツ
苦手な人でもできる損切り
損切りの極意
損切りができない理由とは
目次
損切りのコツ
皆さんは「損切り」についてしっかり考えたことがありますか?
一旦以下の内容を考えて紙に書き出してみてみてください
- 損切りができなかったことを考える
- 損切りできた時のことを考える
損切りの大切さがわかると思います。
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考えましたか?例を出すと、
損切りができなかったことを考える
- ポジションの損失が膨らみ資金を失う
- 含み損の期間トレードできない
- 含み損でメンタルに負担がかかる
- ロスカットしたらトレードできなくなる
損切りできた時のことを考える
- 多少の損失で大事な資金の大部分が守れた
- 損切りしたことで次のトレードに行ける
- 損切りを失敗として学び、今後のトレードに活かせる
そんな精神論ではなく具体的にどうしたらいいか知りたいです。
考え方は結構大事なことですよ。
具体的な仕組みについては次で説明します。
苦手な人でも損切りができる方法
損切りをできるようにするためには以下の2点を実行し、仕組みとして損切りをできるようにしましょう。
- ルールを決める
- エントリーと損切りをセットとする。
ルールを決める
当たり前ですが損切りのルールを明確にします。
よく目にするルールは次の3点です。
- 総資産の2%の損失が出たら損切りする
- 〇〇pips逆行したら損切りする
- エントリー時の根拠が崩れたら損切りをする
この中で最も有効なのは
『エントリー時の根拠が崩れたら損切りをする』
というものです。
「総資金の2%の損失で損切りする」のは、エントリー時のロットにより値幅が変わります。
「〇〇pips逆行したら損切りする」のは、取りに行く値動きやエントリー位置で損切り幅が変わります。
一律に決めるのは良くないと私は考えています。
この話は「資金管理」の記事でも触れていますので確認してください。
【負けない資金管理!】FXで負けない資金管理の方法を解説
資金管理は相場で生き残るには必須のスキルとなりますので、この記事を読んでいただき身に付けてください。本記事では一般的な資金管理方法である2%ルールのほかそれに付随する6%ルール、私独自の資金管理方法を記載しました。FX初心者の方、資金管理でお悩みの方は必見です。
エントリーと損切りをセットとする
損切りについて「ここまで来たら損切りをしよう」と決めていたとしても、しっかり損切りできますか?
手動で損切りをしようとしてブレーキがかかった経験はありませんか?
めちゃくちゃあります。もう少し待てば戻るかもとか思ってしまい損切りできませんでした。
「自分の決済ボタンのクリックで1つで含み損5万円が損失として確定してしまう……」
と気持ちにブレーキがかかってしまいます。
これは人間にある心理で『プロスペクト理論』と言います。
※プロスペクト理論についてはのちに解説します。
では、どうすればいいかというとエントリーと一緒に「逆指値」をセットしましょう。
逆指値があれば気持ちのブレーキはありません。
エントリーした際に逆指値をセットし損切りを自動で行えるようにしましょう。
くれぐれも逆指値をずらしてはだめですよ!!
それでも「嫌だ!」というのであればトレードの取引量(ロット数)が適切ではないかもしれません。
資金管理がうまくできていない可能性があります。
私のエントリー時の方法
私がエントリー時にやっていることを紹介します。
- エントリー
- 逆指値を入れる
- 放置する
- チャートを見る
- 思惑通り動いていれば分割利確をする
- 損切りを建値に変更する
これで負けない戦いをします。
ポジションが逆指値に掛かって切れているなら、
- その後の動きを観察する
- 再度環境認識をする
- 次のエントリーポイントまで待つ
放置後にレートを見た際にレートが建値付近なら
- 再度分析をする
- 当初のエントリー根拠が崩れていたら微益・微損でもポジションを切る
この想定をしてます。
損切りの極意
もう少ししたら戻るかも、損切りしないでいいかも
行き過ぎているからそろそろ戻るかな
Twitterとかでも行き過ぎって見るし、戻ったらポジションを切ろう
きつい、いまさら損切りできない……
ここまで来たらゼロか助かるかだ
……神様お願いします!!!!!!!
あっ……(ゼロカ)
こうならないためにも「損切り」は必要!
「勝ちトレーダーは損失を管理する」と言います。
勝ちトレーダーは損切りできないような状況で損切りできるハイパートレーダーではなく。
勝ちトレーダーは損切りできないような状況にならないようにしている人です。
つまり、損切の極意は『損切りできないような状況にならないようにする』という事です。
損切りをする必要性
たまに損切りしないトレーダーを見かけますが損切りは必要です。
損切りの必要性は
損失をコントロールして資金を守る
これ一択です。
資金を失えば今後トレードもできませんし、含み損を耐えている期間は何もできません。
損切りができない理由
損切りができない人の考えは以下のとおりです。
- 損失を確定させたくない
- 過去に損切りせずに助かったか経験がある
順番に解説します。
損失を確定させたくない
これは人間に備わった心理ですのでどうすることもできません。
この心理を『プロスペクト理論』と言います。
損失はなかなか受け入れることができず、利益はすぐに受け入れてしまう人間の心理のことです。
「人の心理的に損失に対する苦痛は利益の喜びの2倍以上」とも言われています。
つまり、含み損や含み益に振り回されてしまうと「合理的な判断」ができなくなってしまいます。
トレードにおいて合理的な判断ができないということは、厳しい相場の中で生き残れません。
しっかり理解したうえでトレードしましょう。
過去に損切りせずに助かった経験がある
この経験をしたことがあるトレーダーは多いと思います。
この時のトレーダーの心の中は
- 戻ってくることを期待する
- 自分のポジションに都合のいい情報ばかり見て、損切りしない理由としている
であることが多いです。
たとえ戻ってきて損失がなくなったとしてもトレードとしては最低です。
また同じことをして損切りできずに退場なんてことも考えられます。
まとめ
損切りのコツは損切りしなかった時のことを考えてみる
損切りにはルールと逆指値が必要
損切りの極意は「損切りできないような状況にならないようにすること」
損切りの必要性は自身の資金を守るため
損切りできない理由はプロスペクト理論と損切りせずに助かったという経験
今回はFXで自分の資金を守るためには必須な損切りについて解説しました。
損失を確定させることはつらいことです。しかしトータルで見て利益が残り勝っていればいいのです。
今回の記事を参考にして損切りを身に付けトレードの質をどんどん上げていきましょう。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!