【連敗を防ぐ】FXで負けたときの気持ちの切り替え方について |現役トレーダーが解説
元警察MASAです
今回はFXで大切なメンタルに一つとして損失を出した時の「気持ちの切り替え方」について解説します。
FXには重要な「3つのM」があると言われています。
- 手法(Method)
- 資金管理(Money)
- メンタル(Mind)
メンタルはこのうちの1つなので必ずトレードに必要なメンタルの知識を身に付けましょう。
連敗を防ぐ気持ちの切り替え方について
気持ちの切り換えができなかったがために起こるミス
メンタルをコントロールする方法
目次
連敗を防ぐ2つの気持ちの切り替え方
損失を出してしまった後などはだれしも気持ちが落ち込んでしまったりすると思います。
そんな嫌な気持ちを切り替える方法は
- チャートをしばらく見ない
- 他の何かに没頭する
の2つです。
それだとトレードが出来ない
トレードをしなくていいんです。
チャートをしばらく見ない
損失を出してしまった場合は、どうしても損失を取り戻したいという気持ちが強くなり
- 雑なエントリーをしたり
- ロット数を上げたり
- 利確や損切りすべき場所で利確や損切りができない
等の合理的でないトレードをしてしまいがちです。
損失を取り戻そうとロットを上げた経験あります…
この感情に支配されてしまうと損失が損失を生む負の連鎖に陥ってしまいます。
それを防ぐ方法は、チャートをしばらく見ないことです。
物理的にトレードが出来ない状態にすることで負の連鎖を断ち切ります。
FXトレードにおいて損失はつきものと割りましょう。
毎回のトレードで利益出てますというのは詐欺ですw
損失が出た過去は変えられないので、損失を受け入れてチャートを見ずに落ち着くのを待ちましょう。
トレードが出来ないと機会損失と捉える方もいるでしょうが、口座残高がなくなってしまう事の方が大きな機会損失になります。
トレードはまたいつでもできます。
余裕をもって相場と向き合いましょう。
他の何かに没頭する
「チャートをしばらく見ない」の延長線上となりますが、何かに没頭することで嫌な気持ちを忘れて感情的なトレードをしないようにするという事です。
こんな実験があったそうです。
交通事故で被害にあった人が事故後6時間以内にテトリスをすると事故の記憶が和らぐというもの。
テトリスってあのゲームの?
そうです。長い棒 | を待つあのゲームです
つまり、今何かに集中、没頭することで過去の嫌なことを忘れられるというのが実験で明らかとなっています。
しかし、これは無理に忘れろというわけではありません。
むしろ「忘れないといけない」と考えることで逆に記憶に残ってしまいます。
私の損失時の対処法
私の損失が出たときの対処法は、チャートを閉じて映画やYouTube、漫画を見たり、ゲームをしたりします。
最低限、損失を出したその日はトレードをしません。
先に例を出したように、損失を取り返そうとする気持ちが強くなってしまうからです。
そのほかにも、そもそものチャートの環境認識が間違っていた可能性があるので、引き続きトレードしても負ける可能性が高いからです。
私は理解していても損失を取り戻そうとする気持ちを抑えることができないため、仕組みとしてチャートを閉じてトレードできない状態にしています。
その後先のトレードの反省や次のトレードに挑みます。
気持ちの切り替えができないと起きるミス
先ほども記載しましたが、合理的なトレードが出来ず
- 雑なエントリーをしたり
- ロット数を上げたり
- 利確や損切りをすべき場所で利確や損切りができない
といったことが起こってしまいます。
最悪、損失を取り戻そうとロット数を上げて、ナンピンを繰り返して、切るに切れない含み損の額になって強制ロスカット(退場)となってしまうこともあるでしょう。
こうなってしまうと「思考停止」していると言わざるを得ないと思います。
こうならないためにも、気持ちの切り替えが大切です。
トレードルールを守る必要性はわかります。
だけど、いざローソク足の動きや損益額を見ると振り回されます
そんな時は自身のメンタルをコントロールして感情的なトレードを防ぎましょう。
メンタルをコントロールする方法
トレードは
- 相場は思い通りにいかない
- FXに損失はつきもの
だと考えるのが一番です。
あなたは先読みできるスーパートレーダーでもないし、未来が見える超能力者でもありません。
このように割り切って考えるのが一番です。
大前提として、損失額や含み損の額、含み益の額に振り回されるようであれば、自分の資金にあったロット数でトレードできていない可能性があります。
【もう負けたくない!】FXで負けない資金管理の方法を解説|現役トレーダーが独自のルールも解説
今回はFXで最も重要である「資金管理」について解説しました。資金管理は相場で生き残るには必須のスキルとなりますのでこの記事を読んでいただき身に付けてください。本記事では一般的な資金管理方法である2%ルールのほかそれに付随する6%ルール、私独自の資金管理方法を記載しました。FX初心者の方、資金管理でお悩みの方は必見です。
考え方はわかったけど、どうすればいいの?
メンタルをコントロールする具体的な方法
トレードは自身のトレードルールに従って
- エントリーポイント
- 利確・損切りポイント
- ロット数
を決めるだけでどうなるかはそのとき次第です。
もちろん優位性ある所でトレードはしますがw
これを守るだけです。
つまり、すべてを仕組化して感情の入る余地をなくしてしまうという事です。
それでも途中の損益額にメンタルを振り回される場合は、性格の問題もあるでしょう。
エントリーしたら利確ポイントと損切りポイントを設定して放置しましょう。
チャートを見れない仕組みにして解決しましょう。
真似したらいけないトレード例
チャートを見て何となく上がりそう
⇩
利確・損切り、ロットも適当でロングする
⇩
逆行で絶句
⇩
損切りorゼロカ
コレ似たようなことやったことある人はいると思います。
メンタル崩壊を防ぐ方法について
やってしまったらしょうがないですが、未然に防げるならメンタルの崩壊は防ぎたいですねよ?
メンタル崩壊を防ぐ方法についてはこちらで解説しています。
【思考停止】FXでメンタル崩壊を防ぐたった一つの方法について|現役トレーダーが解説
FXでメンタル崩壊したことはありますか?メンタル崩壊はなくても不安定になった経験はあると思います。本記事では、メンタルの崩壊を防ぐたった一つの方法について解説しています。またメンタルは鍛えられるのかについても言及しました。FX初心者の方、メンタルを崩壊したくない方、メンタル崩壊でお悩みの方は必見です。
まとめ
損失を取り戻そうとしない
損失を出してしまった時はチャートを見ないで気持ち位の切り替えをする
FXに損失はつきものと割り切る
感情の入る余地のない仕組化されたトレードをする
今回は、連敗を防ぐ「気持ちの切り替え方」について解説しました。
はっきり言って大したことを解説はしていません。
聞けば誰もが納得して、理解できると思います。
ただ多くのトレーダーが意外と理解しているけど、できていないという事も……
この記事で理解してもらったうえで、トレードに活かしてほしいです。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。