【王道手法】FXの移動平均線の反発を利用したスキャルピングトレード手法|現役トレーダーがエントリー方法と反発の理由を解説
元警察MASAです。
今回は「移動平均線の反発」を利用したシンプルな手法を解説します。
どの移動平均線が反発するか知りたいです
この記事ではこんな要望に応えます。
移動平均線の反発手法について
具体的な方法
反発する理由とは?
目次
結論、200MAを使う
既に聞いたことがあるかもしれませんが、移動平均線の200SMA、200EMAでの反発を狙います。
なぜ200何ですか?
移動平均線の期間200は多くのトレーダーが意識しています。
意識してるから何なのか?
これについては「反発する理由」として後述します。
参考 : SMAとEMAの違い
- SMA(単純移動平均線) : 一定期間のレートの平均
- EMA (指数平滑移動平均線): 直近の値動きに重きを置くもの
大前提として、
ローソク足が200MAに当たったからと言ってすぐに反発狙いをしていたら勝てるものも勝てなくなります。
ただし、
ずっとMAにタッチされていなくて久しぶりにタッチした時はほぼ必ずと言っていいほど反発があります。
この手法はそこを狙います。
では、いくつかチャートで見てみます。
チャートの説明
- 水色の移動平均線が200SMA
- 青色の移動平均線が200EMA
- 赤色の移動平均線が20EMA
- 黄色の〇(マル)が反発が見られるところです。
例①
例②
例③
例④
赤色の〇(マル)がありますが、ここは反発が見られずブレイクした例です。
もっと細かく見ると微妙に反発はしていますが、反発が小さく取れないと思います。
私のトレードする際の基準
現在も実際に私がエントリーする際に基準としていることを簡単にまとめます。
トレードで使う時間足は?
トレードする際は、
- 15分足
- 1時間足
- 4時間足
- 日足
の200SMA、200EMAを見ます。
この移動平均線の反発は、長期の時間足の方が効き目がいいです。
しかし、ローソク足が移動平均線にタッチしてドンピシャで反発することは少ないです。
一旦は移動平均線を突き抜けてローソク足の終値で戻ってくるなんてことも多いです。
時間足に合わせてロット数を調節をしましょう。
エントリー基準は?
エントリーする際は、他の根拠も探したほうがいいです。
ローソク足が200MAに当たったからと言ってすぐに反発狙いのエントリーをしていたら勝てるものも勝てなくなります。
さらに
- 移動平均線の傾き
- ローソク足にタッチする勢い
の2点を見ます。
移動平均線の傾きを見る
移動平均線が水平、つまり横ばいだと反発は望めません。
反発を狙うという事は、エントリー時は短期逆張りとなります。
ある程度傾きがあった方が反発しやすく、また短期逆張りですが長期目線で見たら順張りとなります。
ローソク足にタッチする勢い
ローソク足にタッチする勢いが強いとそのまま突き抜ける可能性があります。
こういった点からタッチ後すぐのエントリーはやめといたほうがいいのです。
逆に値動きが無い中でだらだらとローソク足が移動平均線にタッチした場合は反発が起こりずらいです。
適度な値動きがあるのが望ましいですね。
他の根拠としては、より短期の時間足でダウが崩れるのを見たり、水平線等他のエントリー根拠があるといいです。
ただし、
ずっとMAにタッチされていなくて久しぶりにタッチした時は、ほぼ必ずと言っていいほど反発があることは覚えておいてもいいと思います。
まぁ抜けたときはしっかり損切りしましょう
利確基準は?
利益確定はエントリーした時間足にもよりますが、その時間足の20EMAまでは見ています。
チャートの赤色の移動平均線です。
ただし、そこまで反発しないこともあります。
スキャルピングなので利益が出たら利確でもいい気はします。
反発を狙うといいことは短期逆張りなので……利確は正義です。
損切り基準は?
損切りは簡単で移動平均線をブレイクして、ブレイクしたそのローソク足の終値でレートが移動平均線内に戻ってこなかった場合は損切りです。
以下のチャートの赤色の〇(マル)の部分がそれにあたります。
移動平均線で反発する理由は?
移動平均線でローソク足が反応する理由は、多くのトレーダーが意識するからです。
インジケーターはどれも言えることですが、
「ある数値の移動平均線が効く」と思うのではなく、「多くのトレーダーがその数値の移動平均線が効く」と意識して売買するから反応するのです。
インジケーターが効くのではなく、それを使って売買しているトレーダーがいるから反応するのです。
したがって、今回ご紹介した200MAは多くのトレーダーに意識されているので反発が見られます。
まとめ
反発には200SMA、200EMAを使う
これだけでは勝てない
他のエントリー根拠も探す
MAはトレーダーが意識して売買するから反応する
今回は、200SMA、200EMAを使ったスキャルピング手法について解説しました。
今回の記事で紹介したチャートは適当に持ってきたものです。
適当に持ってきてあれだけ反応するという事です。
もしこのトレード方法が気になったなら200SMA、200EMAをチャートに表示して値動きを観察してみてください。
この記事がトレードの参考になれば幸いです。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
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